子供達との触れ合いを通して
こんにちは!首都圏の大学に通っていて、現在大学3年生です!
(特急あずさで向かいます🚅)
その激アツなイベントは、「塩尻西小学校サマースクール」です!約10年ぶりに小学校…地元が新潟なので、母校ではないですが、懐かしいものが浮かんできますね…!
(サマースクールの授業風景です)
サマースクールでは、塩尻西小学校の生徒に、夏休みの宿題のサポートであったり、普段の授業では学べないことを大学生や社会人から教えるということが行われました!
今回は書きたいことが多いので
・サマースクールの感想と思ったこと
・サマースクールの沿革
・いろんな方にインタビュー
の3構成でブログを書いていきます!
・サマースクールの感想と思ったこと
サマースクールを終えて一番最初に浮かんたことは「予想外なこと、思い通りにならないことって楽しい」ということです。小学生に教える難しさに何度も直面したり、予測できない言動が多々ありました。だからこそ、めちゃ面白かったですし楽しかったです。ここでなぜ「子供の全力で取り組む行動するのが気持ちいい」を考えたとき、「正解かどうかまったく気にせず、自分で思ったことを本気でするから」だと気づきました。 自分自身を振り返ってみると、周りの目を気にしてしまったり、正解にこだわってしまったりして、自分の行動範囲を狭めてしまっていました。まずは思ったことを何も気にせず一歩踏み出してみることも大事だなと思いました。
また教室にいると、たくさんの小学生に呼ばれ、自分が6人くらいいないと追いつかないくらいでしたが、その分多くの小学生と触れ合うことができました。その中で「一人一人向き合うこと大事、一緒にすることで勉強してくれる子が多い」ということに気づきました。自分ではあまり進んで勉強をしない生徒でも隣に寄り添うだけでガンガン勉強してくれる子もいれば、ぼくから答えを教えることなく会話形式で一緒に考えることで、楽しそうに勉強をしてくれる子…など、一人一人様々でしたが、その子に寄り添って伴走することで目の前の一人を救えるんだなと思いました。
・サマースクールの沿革
サマースクールは今年で三回目ということで、三年前から始まりました。当初の目的は「学力向上」ということを目標に、塩尻西小学校を卒業した先生や地元のをお呼びして、夏休みの宿題をサポートしたそうです。参加者は約20名とのことでした。
サマースクールは今年で三回目ということで、三年前から始まりました。当初の目的は「学力向上」ということを目標に、塩尻西小学校を卒業した先生や地元のをお呼びして、夏休みの宿題をサポートしたそうです。参加者は約20名とのことでした。
二年目になり、二年目も一年目と同様に行っていましたが、先生方はなにか物足りないと感じていました。一方で、ちょうどこのころから塩尻西小学校では空き家プロジェクトに取り組んでいるnanodaと協力して空き家の掃除などをしていました。
(地元記事にて特集されました!)
そこで学校でやれないこと普段やらないことをする重要性が大事だと先生方が気づいたそうです。また、塩尻には面白い大学生がよく訪れているということで、三年目から、自治体・小学校・大学生や社会人が連携し、大学生や社会人が先生役となり、夏休みの課題を手伝ったりなど、普段の学校では学べないような授業をすることになりました。
(大学生が実際に授業をしました!前にいる三人がそうです!)
なんと今年の参加者は1日70-90人の小学生が参加しているということ大盛況でした!
来年もサマースクールがあれば、絶対に参加したいと思うくらい、すがすがしかったです!
・インタビュー
サマースクールではいろんな方と出会うことができました!塩尻西小学校の生徒や先生だけでなく、自治体職員、首都圏からきていた大学生…など。こんなに多くの方と出会えたということで人生初の突撃インタビューをしました!
サマースクールではいろんな方と出会うことができました!塩尻西小学校の生徒や先生だけでなく、自治体職員、首都圏からきていた大学生…など。こんなに多くの方と出会えたということで人生初の突撃インタビューをしました!
それぞれインタビューで印象に残った言葉を中心につづろうと思います!
サマースクールに参加した小学生(塩尻西小学校)
「いろんな人と会うことができて良かった」
小学生からまさかこんな言葉を聞けるとは思わず、思わず感動してしまいました…僕もここ一年で人恵まれたなと感じるようになりましたが、小学生のときからそう思えるのって素敵だなと思いました。小学生からこの考えになると絶対に人生がより豊かになるので、そう思わせるサマースクールはいろんな地域で開く必要があるとも感じました
「いろんな人と会うことができて良かった」
小学生からまさかこんな言葉を聞けるとは思わず、思わず感動してしまいました…僕もここ一年で人恵まれたなと感じるようになりましたが、小学生のときからそう思えるのって素敵だなと思いました。小学生からこの考えになると絶対に人生がより豊かになるので、そう思わせるサマースクールはいろんな地域で開く必要があるとも感じました
ボランティアできた東京都市大学塩尻高校の生徒達
「自分が普段いない環境にいたい」「普段経験できないことをサマースクールで経験できた」
高校生のときから、サマースクールのボランティアに参加していて、すごいなとまず思いました。普段経験できない環境って何かをさらに聞くと、「教わるではなく教える立場になるとぜんぜん違う」ということでした。言葉であったり目線であったり、教え方であったり…ほとんど異なる小学生教えるということはいい経験になったはずです。僕自身も非常にいい経験をさせていただきました
(高校生とのミーティング風景)
サマースクールの2・3限で、慶応義塾大学の方たちが授業を行いました。学生三人は一般社団法人FROM PROJECTに所属しており、地域や高校に赴き、各地域でプロジェクトを進めたり、高校生の持つ進路選択の幅を広げるキャリアプログラムなどを行っています
https://www.facebook.com/fromproject/
(こちらふろプロのfacwbookです!普段の活動内容が掲載されています)
そのうちの一人がおっしゃっていた言葉が 「小学校教育にこそ教育改善のヒントがある」です。小学校教育にはグループ活動が多く、アクティブラーニングが盛んであるが、中学に進学してからは激減しているとのことでした。小学校の教育はその後の教育の土台でもあるので、この小学校教育の時アクティブラーニングの重要性を理解し、小学校で行われているアクティブラーニングを中学以降の教育でも生かせるような仕組みを作る必要があると感じました。
高坂由美子先生(塩尻西小学校4年2組 担任)
「元気があるをいい形にして表現していく、行動する」
「元気があるをいい形にして表現していく、行動する」
僕もサマースクールで感じたことですが、小学生には想像の100倍以上の元気がありました…!そのありあまる元気をいい方向に向かわせることができるかそのためにサマースクールがあるとおっしゃっていました。また、サマースクールを通じて、普段学校では学べないことを学んだり、社会人や大学生などいろんな人と出会うことができたりするので、多様性を若いころから感じ、生徒の選択肢の幅を広げたいともおっしゃっていました。
これは僕の意見ですが、地方はどうしても都会に比べ、情報や機会が少ないです。だからこそ、このようないろんな世代、異なるバックボーンも持つ人が集まる多様性あふれるサマースクールが必要なのではないかと考えます。
三枝大祐さん(塩尻市役所地方創生推進課)
「子供の時間を真に大切にするには…」
「子供の時間を真に大切にするには…」
この言葉を聞いたとき、非常に考えされました。現在小学校の授業は1限、2限と時間割が区切られていますが、それは生徒のためになっていないのではないかとおっしゃていました。たしかに、授業を進めていくためには一番効率の良い進め方だと思います。しかし、生徒によってはフィットしてない子もいます。実際サマースクール僕もそれを感じたことがあり、最初は勉強せず教室で遊んでいる子がいて、ある程度30分くらい遊ぶと休憩がてら夏休みの宿題に集中して取り組んでいました。時間という区切りで強制して勉強に向かわせるのでなく、生徒に気の赴くままに勉強したほうが子供にとっていいのではないかと思いました。ただ、義務教育は公教育であり、先生一人に対し、クラスを持たなければならないので、なかなか難しいものがあるのかなーと感じ、また同時に、こういう状況を踏まえるとたくさんの経験ができるサマースクールは大事だなとも思いました。
小学校教育というのは、中学教育を含めて義務教育9年間の一部です。この義務教育というのは、親の環境の影響を受けやすいとおっしゃていました。親の環境によっては子供の選択肢を狭めてしまう可能性があります。だからこそ、義務教育に、自治体が積極的にサポートしていく必要があるとおっしゃっていました。サポートによって、小学生に向き合い、サマースクールなどを通じて人生の選択肢を広げていかなければならないと感じました。
インタビューは以上です!はじめて挑戦しましたが、やはり難しかったです…質問の聞き方、話の広げ方、聞いた内容のなかで何をブログで書くのか、またその構成は…などたくさんあります。インタビューやブログも今後練習していこうと思います…!
最後に記念写真で締めようと思います!