子供達との触れ合いを通して
サマースクールでは、塩尻西小学校の生徒に、夏休みの宿題のサポートであったり、普段の授業では学べないことを大学生や社会人から教えるということが行われました!
今回は書きたいことが多いので
・サマースクールの感想と思ったこと
・サマースクールの沿革
・いろんな方にインタビュー
の3構成でブログを書いていきます!
・サマースクールの感想と思ったこと
サマースクールを終えて一番最初に浮かんたことは「予想外なこと、思い通りにならないことって楽しい」ということです。小学生に教える難しさに何度も直面したり、予測できない言動が多々ありました。だからこそ、めちゃ面白かったですし楽しかったです。ここでなぜ「子供の全力で取り組む行動するのが気持ちいい」を考えたとき、「正解かどうかまったく気にせず、自分で思ったことを本気でするから」だと気づきました。 自分自身を振り返ってみると、周りの目を気にしてしまったり、正解にこだわってしまったりして、自分の行動範囲を狭めてしまっていました。まずは思ったことを何も気にせず一歩踏み出してみることも大事だなと思いました。
また教室にいると、たくさんの小学生に呼ばれ、自分が6人くらいいないと追いつかないくらいでしたが、その分多くの小学生と触れ合うことができました。その中で「一人一人向き合うこと大事、一緒にすることで勉強してくれる子が多い」ということに気づきました。自分ではあまり進んで勉強をしない生徒でも隣に寄り添うだけでガンガン勉強してくれる子もいれば、ぼくから答えを教えることなく会話形式で一緒に考えることで、楽しそうに勉強をしてくれる子…など、一人一人様々でしたが、その子に寄り添って伴走することで目の前の一人を救えるんだなと思いました。
サマースクールは今年で三回目ということで、三年前から始まりました。当初の目的は「学力向上」ということを目標に、塩尻西小学校を卒業した先生や地元のをお呼びして、夏休みの宿題をサポートしたそうです。参加者は約20名とのことでした。
サマースクールではいろんな方と出会うことができました!塩尻西小学校の生徒や先生だけでなく、自治体職員、首都圏からきていた大学生…など。こんなに多くの方と出会えたということで人生初の突撃インタビューをしました!
「いろんな人と会うことができて良かった」
小学生からまさかこんな言葉を聞けるとは思わず、思わず感動してしまいました…僕もここ一年で人恵まれたなと感じるようになりましたが、小学生のときからそう思えるのって素敵だなと思いました。小学生からこの考えになると絶対に人生がより豊かになるので、そう思わせるサマースクールはいろんな地域で開く必要があるとも感じました
ボランティアできた東京都市大学塩尻高校の生徒達
「自分が普段いない環境にいたい」「普段経験できないことをサマースクールで経験できた」
高校生のときから、サマースクールのボランティアに参加していて、すごいなとまず思いました。普段経験できない環境って何かをさらに聞くと、「教わるではなく教える立場になるとぜんぜん違う」ということでした。言葉であったり目線であったり、教え方であったり…ほとんど異なる小学生教えるということはいい経験になったはずです。僕自身も非常にいい経験をさせていただきました
サマースクールの2・3限で、慶応義塾大学の方たちが授業を行いました。学生三人は一般社団法人FROM PROJECTに所属しており、地域や高校に赴き、各地域でプロジェクトを進めたり、高校生の持つ進路選択の幅を広げるキャリアプログラムなどを行っています
https://www.facebook.com/fromproject/
(こちらふろプロのfacwbookです!普段の活動内容が掲載されています)
「元気があるをいい形にして表現していく、行動する」
「子供の時間を真に大切にするには…」
僕のMICHIKARA(グラフィックレコーディングver)
お待たせしました!ついにMICHIKARAのグラフィックレコーディングができました。
アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編 (エイムック 3485)
- 作者: タムラカイ,趣味の文具箱編集部
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
↑こちらタムラカイさんの本です!今回はこちらの本でグラレコを勉強させていただきました!実践しやすくてめちゃ勉強になりました!タムラカイさんありがとうございました!皆さんも是非読んでみてください!
二枚にわたって書きました!やはり初挑戦ということで正直難しかったですが、自分なりに一生懸命書きました!特に意識した点は・とにかくシンプルに・文字に頼りすぎない・構成の仕方の三点です!ぜひ温かい目で見ていただけると幸いです…
(写真でとったため、少し暗くなってしまいました…すみません(笑))
どうだったでしょうか?書いた内容が伝わっていればよいのですが…(笑)
まだまだ練習が足りないと思うので、少しずつ練習していこうと思っています!
なにかアドバイス等もらえると嬉しいです!
第三期MICHIKARAを終えて
昨年の9月に塩尻市役所にインターンして以来、塩尻に行けていませんでしたが
なんとなんと6/23-25まで第三期MICHIKARAのお手伝いをしてきました!!
今回はその報告です!
(塩尻市役所へのインターンは過去のブログにて見れるので気になった方は是非!)
MICHIKARAを一言でいうと、本気で日本を変えたい民間企業とこの地方から変えてくんだと本気で考えている自治体が協力して、地方問題解決に向け、全力で取り組む活動です(激アツですよね…!)
(MICHIKARAの詳細はこちらから!)
(約3分の動画ですので、こちらも是非!)
主に僕が三日間担当したことは事務局として、会場設営などの裏方のお手伝いがメインで、空いている時間は、少し議論を傍聴させていただきました
最終日にはタイマー係を任させていただき、至近距離で参加者の発表を聞くことができました。(小森さんありがとうございます!)
地方創生にはいろいろなアプローチ等考えられますが、何より大事なのは地方創生をしたいという熱い想いなんだなということが発表者の方々から感じ取ることができました!発表された方の中には、発表中に気持ちがあふれるばかりに感極まる方もいました
(当日の発表の様子です!ちなみに僕は柱に隠れているので写っていません(笑))
そんな熱いプレゼンの中、タイマー係の僕の近くで、タムラカイさんによるグラフィックレコーディングが行われていました。
(水玉模様の方がタムラカイさんです!)
(↑こちらタムラカイさんのブログです!主にデザインについて書かれています。その他、たくさんの記事も掲載されています!)
(これが完成形です!どんな発表であったかすぐわかります!なによりきれい…!写真ボケてて申し訳ないです…)
①絵が下手くそな僕でも、もしかしたら描けるのではないか?と何の根拠もないけどなんとなく感じたから
②字が汚いや絵が意味不明と小さいころから言われ続け、コンプレックスを感じていたが、克服できるチャンスなのではないかと思ったから。中高時代の美術の成績は下のほうから数えたほうが早かった!でもこう周りから汚いなー!と言われるのが嫌で悔しかったのでいつか「きれいに描けたな」と言われたいから。
③その場が盛り上がるし、議論が楽しくなるし、アルバムや思い出にもなるから。
ここで思っただけではもったいないと感じて、MICHIKARAを通してお会いしたニックさんや去年もお世話になりました宇野さんにおすすめの本をamazonで即購入しました(笑)!
アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編 (エイムック 3485)
- 作者: タムラカイ,趣味の文具箱編集部
- 出版社/メーカー: エイ出版社
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(こちらタムラカイさんが描かれた本です!)
Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書
- 作者: 清水淳子
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2017/01/27
- メディア: 単行本
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(グラレコに関する基本テクニックが描かれていました!)
そこで!!今回のMICHIKARAをグラフィックレコーディングで振り返ろうと思います!題名は「僕のMICHIKARA」です!ただグラフィックレコーディングの練習を7/1から始めたので、タムラカイさんのようにまだまだうまくできません…!
(塩尻市役所職員の山田さんとグラレコ。MICHIKARAで描かれたグラレコは現在市役所に張られているそうです!)
だけどやるからにはちゃんとしたものを作ります!製作期間(練習期間)は約二週間として、7/15日には、このブログにて挑戦したグラフィックレコーディイングを載せます…!練習過程のグラレコも何枚か載せられたらいいなとも思っています。
(おまけの写真ですが、いざ帰るときにキャリーバックを塩尻に忘れ、東京行きの特急あずさにて思い出しました…まさかキャリーバックを忘れるとは(笑)送ってくださった小澤さん本当にお手数をおかけしました)
どうか温かい目で見ていただけると幸いです!ではまた二週間後!
第3部:元ナンパ師と過ごしたインターンを振り返る
第3部:元ナンパ師と過ごしたインターンを振り返る
塩尻市役所への6日間のインターン、本当に濃い1日1日を過ごしてきたなとういのが率直な感想です。楽しかったこと、面白かったこと、不安だったこと、つらかったこと…ほんとにいろんなことがありました。
(ここから始まったインターン)
そのぶん、新しい気付きや驚きなど様々なことを勉強させていただきました。また、素敵な自治体職員やメンターや仲間に出会えたインターンでもあります。
このブログを書いていると、塩尻に戻りたい、出会ったみんなにまた会いたいと何度も何度も独り言を言ってしまいます(笑)それだけ、今回のインターンは充実していました!!
さてさて、今回のインターンを始めるにあたって、インターン初日にスタートオリエンテーションを山田さんと駅近くの喫茶店で行い、4つの目標を立てました!
(「あかい靴」のホットコーヒー)
その4つは以下の通りです。
1.なんで公務員になりたいのか?そもそも自分にとって公務員とは何なのかを考える
2.人との出会い・交流によって何が生まれるか
3.地域活性化って何だろうか、また、その中で自分にできることは何かを考える
4.物事や課題を細分化し、自分にできるところから挑戦する
この4つの目標のもと、濃い6日間のインターンを過ごしました。
最終日に山田さんとフィードバックをおこなったときは、上でも書きましたが、6日間で経験した様々なことを思いだしてしまい、僕は感極まってフィードバックが終わるまでずっと泣いていました。終わってからも数十分は泣いていました(笑)
それでは遅くなりましたが、4つの目標をひとつひとつ目標を振り返ろうと思います
(塩尻での思い出も振り返ろうと思うので、単発で写真を載せる部分もあります)
1.なんで公務員になりたいのか?そもそも自分にとって公務員とは何なのかを考える
9/22日に山田さんとスタートオリエンテーションをしたときに、山田さんに「なんで公務員になりたいんだっけ?」と質問されたとき、言葉につまってしまいました…ということで4つの目標のなかでも最も大切な目標になりました。
この6日間を通して一番考えた目標でもあります
(二日目に訪れた奈良井宿!明治天皇が訪れた家があるなど、古き良き街並みでした)
いつから公務員になると思い始めただろうか…それは親から「将来は地元で公務員に」と小学生のころから言われていたことでした。ああ、将来は公務員になるんだなーと考えていましたが、公務員になりたいと考えていませんでした
では、公務員になりたいと考えたきっかけは何だろうか?
それは、高校1年生の春でした。地元の小学校で入学式があり、地元の広報誌にその年の人数が書かれていました。その人数は僕が小学校に入学したときの人数の約半分でした。この事実に衝撃を受けたのは鮮明に記憶に残っています。
そのころ、テレビ等で地方都市における少子高齢化について特集されていた番組が頻繁に流されているころでした。僕の地域も少子高齢化が進んでいるんだな、テレビで見ていた地方問題が今まさに自分の目の前にあるんだなときづきました。このとき、自分が過ごした、また、育ててくれた地域に役に立ちたいと思い始めました。
地元に貢献できる仕事ってなんだろうか…そうか、公務員になればできる
これが公務員になりたいと思い始めたきっかけです
じゃあ、公務員ってなんだろう?
ぼくはこの6日間で山田さんをはじめ、企画課や市民課で働く塩尻市役所職員を見てきました。みなさんから地域に対する熱い思いがひしひしと感じられました。
僕は公務員とは「地域の一人一人に寄り添い、一緒に悩み、地元への想いや誇りを共有し発信する人」だと思います
例えば、塩尻市の人口を自治体職員数で割ると、自治体職員一人当たり約122人だそうです
自治体職員一人一人が街に出て住民の声を拾い上げるのに不可能な数ではありません
また、今回の塩尻市役所へのインターンで感じたのは、自治体職員全員が塩尻のことを第一に考えていて、どうしたら市民一人一人がより快適により楽しく暮らせるように仕事に取組まれていました
僕はこの熱い想いを地域の方々に伝えることで、市民との絆が生まれ、市民が行政に親近感を持ってくれるはずです。それにより、行政と市民が一緒になって街づくりをすることが可能になるんじゃないかなとも思います。
僕はそんな自治体職員になれるよう、今からできる小さなことから始めようと少しずつ動いています。
2.人との出会い・交流によって何が生まれるか
この6日間、同じ宿でソフトバンクの地方創生インターン「TURE TECH」に参加している学生が30人いました。この30人は日本各地から集まった学生です。出身も性格も考え方も異なり、いろんな方と出会い、仲間になることができました。
(TURE-TECH市長への提案を終えた後の集合写真)
塩尻市役所のインターンをしつつ、ソフトバンクさんのインターンのヒアリングをさせていただきました。また、陽だまりの家のスタッフの方々、市役所の皆さん、塩尻市民の方々…本当に本当にたくさんの人と出会いました。そこから出会いって何が生まれるかと三つほど気づきました
・絆
・アイデア
・新たな出会い
僕はこの3つが出会いによって生まれると思います。
・絆
初めて出会った時は、相手のことを全く知りません。知っていても名前や経歴など表面的な情報のみです。そこから自分自身を少しずつさらけ出していき、また、同じ目標に向かってともに努力・協力することによって信頼、つまり、「絆」がうまれます。
今回のインターンでは自治体職員やソフトバンクの社員の方々など様々な方に出会いました。その方たちと六日間をすごし、絆が生まれたと思っています。
・アイデア
人って、出身・性格・考え方など多種多様だなとこのインターン期間中感じていました。ソフトバンクの地方創生インターン「TURE TECH」では日本全国からたくさんの学生が集まっていて、出身はもちろん年齢や性格など様々でした。
(山田さんをまじえ、議論しあう学生さんたち)
また、陽だまりの家でお世話になった村上さんご夫婦は横浜から長野県塩尻市に移住し、研修兼合宿施設である陽だまりの家を提供しています。
多くの点で、異なっているからこそ同じ事柄や問題に対して、どう思い、どう対策するかも異なります。この意見の食い違いが議論を生み、議論の末、新しいアイデアが創造されるのではないかと思います。
・あらたな出会い
人と出会えば、単純に1+1=2で、二人です。しかし、それぞれ友達や仲間がいます。この二人が中継することによって、あらたな出会いや交流が生まれるとわかりました。
(TURE-TECH発表終了後の写真)
例えば、ソフトバンクのインターンで、日本で唯一ワインを造っている高校である長野県塩尻志学館高校のヒアリングに同行しましたが、僕の母校出身の教員の方と出会いました。これは、山田さんとソフトバンクさんがいなければ、僕は同じ高校出身の教員と出会うことはなかったです。
こう思うと、ご縁って大切だなとしみじみと思います。
3.地域活性化って何だろうか、また、その中で自分にできることは何かを考える
現在、地方創生や地域活性化が叫ばれています。インターン前から僕も将来は、何かしらの形で地域活性化に携われたらならいいなと思っていました。しかし、漠然としていました。
だからこそ、このインターンで自分にできる地域活性化は何か見つけたいなと思い、この目標を立てました。
このインターンを通して地域活性化とは、地域内で活動人口が増えることだと気付きました。
そのためには、まず、市民一人ひとりのこころを動かし、地元について知り、その情報や想いを共有し、絆を感じることが必要です。これらがうまく循環すると市民は「都市に対する市民の誇り」であるシビックプライドを形成します。
この市民一人ひとりの声を公務員が聞くことがよりよい地域活性化につながります。ここで山田さんの言葉を2つお借りしようと思います。
「一人を救えなければ、多くを救えない」、「行政の強みは仕組化できること」です。
(地方自治体に今求められていることを語る山田さん)
一人が救った成功例があれば、それを仕組化することができます。仕組化することで、一人から多くのひとを救うことが可能になります。僕は多くを救うことで、市民が好住し、活動人口が増えると思います
では、今自分ができることは何だろうか?
それは、こころをうごかすきっかけをつくることだと思います
まずは自分の地元である新潟を改めて好きになり、それを何かしらの形で発信していこうと思います。
4.物事や課題を細分化し、自分にできるところから挑戦する
僕は必要以上に問題に対し、ネガティブに考えてしまったり、リスクを考えてしまったりして挑戦することを極端に嫌っていました。
だからこそ、このインターンでは少しずつ克服しようと思い、常に念頭に置きながら行動をしていました。
今回でのインターンは、ソフトバンクの地方創生インターン「TURE‐TECH」に同行する機会がたくさんあり、インターン内容も地方問題を考えていたので、自分もこの問題に対してどういう視点でとらえ、どう対策するかを考えていました。
6日間、何度も何度も考えにつれて、次の4つの質問を自分自身に問い続けることが大切だと気付きました。
それは、課題に対し、なんで?いつまで?それで?本当に?の4つの質問を繰り返すことです
そうすることで、深くまで落とし込むことができ、自分が今できることや一番すべきことがわかります。
以上が今回のインターンの振り返りであり、このブログの内容を書き終えました。少し文が長くなってしまい、すみません。
(漆器のグラスとワインのコラボレーション)
最後になりますが、僕は次の3つを約束します!
・今回のインターンでは様々な方々に出会い、サポートしていただき、こころから感謝しています。このインターンで勉強させていただいたことは必ず生かします。
・このブログを見ていただいた方が塩尻を訪れる(と信じています)。
本当にありがとうございました!
(カフェ店の「栞日」でのお気に入りの一枚。雰囲気もコーヒーも最高でした)
第2部:心に響いた言葉集
第2部:心に響いた言葉集
今回の塩尻市役所へのインターン6日間を通して、多くの方と出会いました。
山田さんをはじめとする塩尻市役所職員の方々、同じ宿に宿泊していたソフトバンクの地方創生インターン「TURE TECH」の学生皆さんやメンターの方々、6日間泊まらせていただいた陽だまりの宿の方々…本当にたくさんの方々と出会いました
(塩尻市役所)
(ソフトバンクの地方創生インターン「TURE TECH」の様子)
(6日間お世話になった陽だまりの家)
そんな6日間の中で、こころに響く言葉にもたくさん出会いました
僕はこの言葉たちに出会ってから、物事の考え方や見方が大きく変わりました。
また、何より1日1日が楽しくて仕方ありません!
箇条書きで1つ1つ挙げ、その言葉の下に少しだけ解説を入れようと思います
少し解説少し読みづらいかもしれませんが、お許しを(笑)
どれか一つでもみんなの心に響けば幸いです
「矛盾があっても、相反することがあっても、見つけられる共通解がある」
これは山田さんと初日に行われた際に、言われた言葉です。
矛盾しているから解決できない、二つの事柄が相反しているから、取り組みができない。
これでは、何も挑戦できません。
ですが、目指す方向が同じであれば共通解があると山田さんはおっしゃっていました。例えば「公共」と「利益」です。自治体は「公共」という視点から、地方創生を行います。民間企業は「利益」をあげるという視点から、地方創生を行います。
一見、相反しています。しかし、地方創生をしたいという方向は同じです。つまり、「公共」かつ「利益」をあげられる地方創生はあるはずなのです。
社会に出れば、このような相反してる問題がたくさんあります。だからこそ、あきらめずに共通解を見つける挑戦をしたいですね !!
「あなたの声が街をつくる」
今回のインターン中、山田さんからお借りしていて本の言葉です。 『シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする』宣伝会議Business Books (2008年)という本で、この本では海外の街づくりの成功例を取り上げいて、街づくりをとおしてどうシビックプライド(都市に対する市民の誇り)をつくり、深めるかが書いています。2015年には国内版も出版されました!
市民が持つシビックプライドという声を聴きとり街づくりに生かすか
これが地域の方々と一緒に街づくりをしていくかで大事な視点になってくると感じました
「施設を管理することだけでなく、そこからコーディネートし、どう発展させ、やりたいことを最大限できるようにすることが大切」
この言葉は山田さんと同じ企画課の小野さんがおっしゃていた言葉です。塩尻には、「えんぱーく」という施設があり、図書館やフリースペース、会議室など様々な機能が一つの施設の中に集約されています。
(えんぱーくの中の写真)
6日間のインターン中、ほぼ毎日えんぱーくにいました。早朝から夜遅くまで、老若男女で非常にたくさんの方々が集まり、利用されていました。
「これだけ人が集まる施設ってすごいですね」とぼくが小野さんの伝えたところ、上記の言葉を言われました。
確かに地元にいるとき、奇抜の建物や大型ショッピング施設が建てられると、一時的に人は集まります。しかし、その後は人が集まらなくなり、撤去もしくは撤退するという状況を何度か目撃しています
人が集まるようになってから、どんな企画をおこなうのか、より活動しやすい環境にしていくかが大切ですね
「当事者になる」
今回のインターン中、ソフトバンクさんのインターンTURE-TECHに同行させてもらうことが多かったですが、何度も何度も聞いた言葉ので、頭から離れません。
このインターンでは地方が抱える問題をICTという視点から解決し、市長に提案するという非常に熱いものがあります。
(地元紙の記事にもなりました)
ソフトバンクの社員さんや自治体職員がTURE-TECHに参加している学生に一番強調していたのがこの言葉でした。例えば、農業問題であれば、農家目線で考えるということです。
(塩尻のブドウです。ブドウを育てるのってすごい難しいのだそうです。)
この当事者としての意識がなければ、問題解決などできないなとインタ―ン中、常に感じていました。
「忙しいけどなんとかなるよ、大丈夫、死なないから」
第1部で書いたように、山田さんはめちゃくちゃ多忙な方です。今回山田さんの右腕として、ほぼ一日を共にすごしてきたからどれほど多忙かを理解しています。ですが、山田さんは、多忙さと比例するほど元気が感じられます。
なんでかなと思ったので、山田さんに質問したところ、上記のような返事が返ってきました。まさかの精神論でした(笑)
(見てください、この満面な笑みの山田さんを。忙しさが全く感じられません)
しかし、人間そう簡単に死なないというのも分かります。その例がまさに山田さんですよね。「忙しさ」に必要以上に恐れる必要はないのかなと。「忙しさ」を「充実度」にしたら、言葉が悪いかもしれませんが、山田さんは超スーパーリア充になりますね(笑)こう思うとなんだか元気がでてきますね(笑)!
「目の前の人を好きになる」
元ナンパ師であったなという一面が感じられる山田さんの言葉です。もちろん、深い意味がありますよ(笑)。
山田さんはよく「一人を救えなければ多くを救えない」とおっしゃっています。
(TEDxSakuのスライドにて。ナンパする相手が目の前にいる隣のおじいちゃんに変わりましたね)
確かにそうですよね。一人を救えない政策をつくっても、それこそ多くを救うなんてできません。
だからこそ、目の前の人を好きになるんです。好きになってよく考えるんですよ、目の前の一人を。
好きになって、目の前の人をよく考えるから、その一人がやっと救えるんです。この一人を救った経験・成功例が多くを救うことにつながっていきます。
行政の強みは「仕組みを作れること」です。この一人を救った経験を仕組化できるのは行政だけなんです。この強みを生かすためにも、まずは「目の前の人を好きにな」らないといけませんね。
「公務員が元気なら、地域は絶対元気になる」
山田さんの講演や動画、山田さんを紹介しているHPでよく出てくる言葉です。例えば、塩尻市であれば地方公務員一人当たり122人の地域住民がいることになります(平成28年10月1日現在)
(このスライドにも書いてありますね)
これ頑張れば、122人の住民に一人一人会ってお話しするくらいできますよね(笑)
この数を見て、公務員に親近感がわくのは僕だけでしょうか?
こんな近しい公務員一人が元気になるだけで、最大約120人元気になります。また元気になった人たちの周辺が元気になります。これが連鎖的に起こることによって、地域は元気になります。
「ひとりじゃ円陣組めません」
これは山田さんのTEDxで出てきた言葉です。言葉のままですが、どう考えても一人じゃ円陣は組めませんよね。でも、二人ならどうでしょう?円陣組めますよね。では、三人ならどうでしょう?二人の時より少し大きな円陣組めますよね。百人ならどうでしょうか?かなり大きい円陣を組むことができます。
(TEDxSakuにて円陣について話す山田さん)
この言葉の意味していることは「一人でできないことは、二人でできる。二人でできないことでも、三人ならできる。数が多くなるにつれて、より大きなことに挑戦することができる」です。助け合い・協力の大切さがここから読み取ることができます
なにか心に響いた言葉はあったでしょうか?
以上がこのインターンで心に響いた言葉たちです
第1部:山田崇アーカイブ ~どんな公務員だろう?~
第1部:山田崇アーカイブ
「元ナンパ師」「公務員っぽくない公務員」「地域に飛び出すモテる公務員」
これら3つの言葉を見て一体誰だろう?と思いますよね。僕もそのうちの一人でした(笑)
この方こそ山田崇さんです!
現在は塩尻市役所企画政策部企画課シティプロモーション係の係長を担当されています。
http://yamayamananoda.hatenablog.com/
(こちら山田さんのプロフィールです)
この6日間山田さんの右腕として行動を共にさせていただきました。たくさんの話を聞かせていただきました。そして、多くのことを勉強させていただきました。
ここでは以下の3つを中心に書こうと思います。
・山田さんが公務員になったきっかけ、公務員っぽくない地域に飛び出す公務員になった経緯
・山田さんが現在取り組まれていること
・6日間で山田さんのお話を聞いたり、ともに行動したりして感じたことや思ったこと
・お父さんの背中を追って
なんでナンパ師が公務員になったのだろう?と僕が山田さんに対して最初に思った疑問でした。
(TEDxSakuでナンパについて熱く語る山田さん)
山田さんに質問したところ、「親たちに『地元に戻ってきなさい』と言われたから」とおっしゃっていました。至って普通だなと感じ、逆に驚いてしましました(笑)
山田さんと話していく中で尊敬する人の話になり、ここに山田さんが公務員になった起点あると思いました。
山田さんの尊敬する人は、山田さんのお父さんです。山田さんのお父さんは郵便局で働いていたそうです。現在郵便局は民営化されましたが、当時は公務員の方が郵便局で働いていました。
山田さんには、兄弟がいらっしゃり、3人兄弟の長男だそうです。山田さんのお父さんも7人兄弟の長男で、兄弟のために一人で働いて養ったそうです。
そんな父を見ていたからこそ、山田さんは地元に帰る際に選んだお仕事が塩尻市役所で働く公務員になられたのかなと思います。
・地域に飛び出す公務員の原点とは?
では山田さんは、最初から今のような「地域に飛び出す公務員」だったのでしょうか?
(雑誌TURNSに山田さんが塩尻で取り組まれているnanodaが特集される)
実はそうではないのです
山田さんはこれまで,税務,財産管理,会計などをされてきました。
大きく変わったきっかけは市民活動支援の担当になり、勉強会で「魅力ある商店街を考える」をテーマに話し合いが行われた際に誕生しました。山田さん達は「まずは自分たちが商店街に身を置いこう、住んだことも、商いをしたこともないのでは課題を解決できない」と考えたそうです。
この勉強会の最後に、明日から一人一人行動に移すことみんなの前で宣言されたそうです
「商店街で空き家を借ります」
この一言から大きく変わったと山田さんも感慨深くおっしゃっていました。
そして、勤務時間外に何かやってみようと動き出し「アートプロジェクト」や「空き家プロジェクトnanoda(なのだ)」「信州移住計画」を始めたら,この5年で現在のような「地域に飛び出す公務員」になったのです!
(nanodaのロゴ)
このほかに山田さんは
日本全国を電光石火のごとく飛び回り、年100回ほどの講演
「しおじり まちの教室」
まちの教室|nagano campus networking
「市長の味噌」
http://matsumoto.keizai.biz/headline/1968/
「Shiojiri Conversation(塩話/尻話)」
「しおじりチャリフェス」
http://chariken.net/shiojiricharifes2014
「信州若者1000人会議」
http://www.shinshu1000.jp/2013/
https://www.etic.or.jp/cvr/fair/
「地域イノベーター留学」
「人に会いに行く旅。」
http://www.shibuya-univ.net/classes/detail/1011/
「しごとバー」
http://shigoto100.com/eventtop?ecat=shigotobar
「LLP honobono」
http://sekkeiten.exblog.jp/24590339/
「信州大学共同研究 地域連携研究員」
「地域戦略プロフェッショナル・ゼミ」
http://www.shinshu-u.ac.jp/zukan/communication/index.html
「コクリ!プロジェクト」
「ぱぱとままになるまえにin塩尻」
「MICHIKARA-地方創生協働リーダーシッププログラム」
「MICHIKARAインターン」
「MICHIKARA官民協働フォーラム」
…多いですね(笑)
このフットワークの軽さ(軽すぎる!)が山田さんの強みですね!!
また、インターン同行中に気付いたのですが、山田さんの携帯は一日30人から多いときは50人と連絡を取り合い、小さな集まりから大きなプロジェクトを複数同時並行されています。
ここで皆さん、忘れていませんか?山田さんは「公務員っぽくない公務員」です。
ここ本当に大切なのでもう一度言います「公務員っぽくない公務員」です!!
通常の公務員の仕事をこなしつつ、たくさんの活動をされているのです。
もちろんすべて「全力投球」です
・なぜ山田さんは全力なのか?
自治体職員全員が山田さんのように動けるわけではありません。
しかし、これからの地域をよりよいものにしていくには、「公務員っぽくない公務員」が増えることが必要だなと僕は思います
「公務員っぽくない公務員」は自治体職員の代表でもあると感じました。
公務員である自治体職員はすごいおかたいイメージが強いですが、自治体職員一人一人が地域を思い、地域に住んでいる住民一人一人がどうしたらより快適に、より幸せに、より楽しく暮らしていけるかを第一に考えて、仕事をされています。
(ソフトバンクのインターンTURE-TECHで学生たちに熱弁する山田さん)
この自治体職員一人一人が持っている地域に対する熱い想いを地域の方々に届け、市役所と地域の方々を結ぶのが、山田さんのような「公務員っぽくない公務員」なのです。
僕も将来は自治体職員になろうと思っているので、まずは地域に対する熱い想いを持ち、「公務員っぽくない公務員」になれたならと考えています!